「障害」は 悪ですか? 


 障害者になったことを理由に、解雇された人がいます。
 
 働きたくても働く場がない障害者がたくさんいます。

 
 職場での障害者に対する暴行・虐待が後を絶ちません。

         障害があるって、悪いことですか?

         みんなと違うって、いけないことですか?

         障害者は働いてはいけませんか?


 徳見康子さんは、障害者になったため、横浜市からクビにされました(行政用語では分限免職」といいます)。理由は「健常者と同じように働けなくなったため」というのです。
 障害者が健常者と同じように働けないのはあたりまえです。だから、それを「悪いこと」としてクビにするのは、「障害は悪」であり「障害者は労働現場にいてはいけない」ということと同じではありませんか。
 今、多くの自治体で、「自力通勤・自力勤務」という条件付きで、障害者を「特別枠」で採用しています。雇用された障害労働者は、「自力勤務=健常者並みに働く」ことを「強制」されて、障害の重度化をまねき、辞めざるをえなくなってしまいます。
 また、職場環境が整備されず、周囲の無理解のために、人間関係がうまくゆかず、精神的に追いつめられて「うつ病」になったり、仕事が与えられずお客様扱いされる例も少なくありません。
 一般会社では、「障害者を雇うより、罰金(納付金)を納めたほうがいい」という会社が多い一方、「補助金・助成金」目当てに障害者を雇用し、低賃金労働の強制、暴行・虐待なども後を絶ちません。
 法律では、「すべて身体障害者は、自ら進んでその障害を克服し、その有する能力を活用することにより、社会経済活動に参加することができるように努めなければならない(身体障害者福祉法)」と規定されています(社会参加が義務なのです!)。しかし、障害者は、雇用の場を奪われ、差別され、虐待され……、社会から排斥されています。
 能力主義・効率優先社会は、一人一人をバラバラにし、隔離し、排除する社会です。ここでは、障害者になったことを理由に、職場や社会から排除されることを当然として疑いをもちません。でも、誰かが排除されれば、その後に必ず次に排除される者が作り出されるのです。
 いろんな人がいて、あたりまえ……そういう社会にしたいと思います!
障害者の労働や差別の問題を、
いっしょに考えてみませんか!