10月24日(土)「尊厳死世界大会」反対行動

 京都「国際会議場」で行われている「尊厳死世界大会」の反対行動。
 関西の「青い芝」のメンバーを中心に、全国から「脳死・臓器移植」に反対する人たちがかけつけ、50人ほどで、ビラまき・交流会・会場での抗議行動・反対集会など、朝8時から夜9時までの長時間行動。
 さすがに徳見も疲れた様子。しかし「脳死・臓器移植絶対反対」の立場から「尊厳死(安楽死のこと)」は「本人の意志の尊重」という名の下に、医療を放棄し、臓器移植に直結する〈危険な〉考えである。事実、この9日にハチにさされた栃木県益子町の女性陶芸家は、尊厳死の宣言書(リビング・ウィル)を書き、腎バンク・アイバンク・解剖用の献体などの登録をしていたため、十分な「死」の確認もないまま、わずか6日間の「治療」によって、人工呼吸器を医者および家族の手によって外され、心臓停止後、腎臓と角膜を摘出されている。
 しかも、このような「死に方」を称賛する声が強まっているのだから、何とも恐ろしい世の中になったものである。

 翌日は、午前中、京都駅近くの「青少年センター」で「脳死・尊厳死反対集会」に参加。午後は京都駅前でビラまき、および署名活動をする。

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